今日は、私が使用した行政書士試験用の参考書の中で、もっともおすすめの1冊をご紹介します。

「基本書を何度も読んでいるのに、問題が全然解けない!」

こんな経験ないですか?

伊藤塾が出している『民法・行政法 解法スキル完全マスター』は、そんな悩みを解決してくれます。

私自身、この参考書に出会ったおかげで合格できたのではないかと思っています。

それでは、この参考書の特徴とおすすめの使い方をお伝えします。

『民法・行政法 解法スキル完全マスター』の特徴

『民法・行政法 解法スキル完全マスター』のコンセプトは、インプットとアウトプットの橋わたしをすること。

問題の解法がテーマごとに学べる、とても貴重な参考書です。

この本の構成を詳しくご紹介します。

『イントロダクション』で重要ポイントを紹介

解法スキル完全マスターの中身

この参考書は、民法、行政法の主要単元を網羅しています。

各単元の冒頭には『イントロダクション』というコラムがあり、その単元における出題傾向の分析がなされてます。

その単元でどのような対策が必要かという全体的なアドバイスも書かれています。

たとえば行政法の「行政事件訴訟法」という単元。

『イントロダクション』では、

  • 重要論点は、①訴訟類型選択、②訴訟要件、③判決の種類・効力 である
  • 近年では、訴訟要件の論点で判例知識を問う出題が増えている
  • 判例知識をしっかりと身につけ、訴訟要件などを正確に覚えるべき

といった内容が書かれています。

こういうアドバイス、助かりますよね。

『解法の鉄則』で問題の解き方がわかる

各単元は、多くの重要テーマに分かれています。

たとえば「行政事件訴訟法」という単元は、

  • 訴訟類型選択【総説】【当事者訴訟】
  • 訴訟要件【処分制】【原告適格・狭義の訴えの利益】
  • 訴訟の終了【判決の種類】【判決の効力】

という6つのテーマに分けて解説されています。

各テーマの冒頭には、『解法の鉄則』が書かれています。

これは、問題を解く際に何をどの順番で検討していけば良いかを示すものです。

このような解法テクニックは、独学者にとって本当に助かります。

肢別問題で『解法の鉄則』が身につく

『解法の鉄則』のあとには、詳しい解説が載っています。

この解説は、過去問などから選んだ肢別問題を検討する形で進みます。

この解説がまたすばらしく、『解法の鉄則』がしっかり身につくよう工夫されています。

要所、要所に図表もあり、知識の整理にも役立ちます。

もはやこれは独学ではなく、資格スクールの授業を受けているような感覚です。

『民法・行政法 解法スキル完全マスター』おすすめの使い方

『民法・行政法 解法スキル完全マスター』は本来、伊藤塾の総合テキストと問題集の橋わたし教材として作られています。

各単元には、対応するテキスト・問題集のページが書かれているので、併せて使うと便利です。

しかしこの参考書は、伊藤塾以外の教材を使っている人でも十分に効果を発揮するでしょう。

私自身、おもに使っていたのは『合格革命』シリーズと『よくわかる』シリーズでした。

私は本試験の1か月ほど前にこの本と出会い、読み込むことで実力アップを実感しました。

しかし、できればもっと早く出会いたかったと感じました。

この参考書は、基本書や問題集で全体像をつかんでから読むと効果が大きいでしょう。

過去問を解くようになってから直前期にかけても、この本は大いに活躍するはずです。

択一式問題だけではなく、記述式問題の対策としても使える濃い内容なので、複数回読んで十分に内容を理解することをおすすめします。

直前期には、この本に載っている肢別問題すべてを理解し、説明できるレベルになっていることが理想です。

過去問を解いて不正解だったときには、この本の該当するテーマの部分を読み直してみましょう。

きっと理解が深まると思います。

まとめ

『民法・行政法 解法スキル完全マスター』は、民法、行政法の主要テーマを網羅し、さまざまな問題の解法プロセスを理解できる良書です。

私が半年間の独学でありながら得点を伸ばし、記述式で満点を取れたのも、この本のおかげだと思っています。

独学者でもスクールの授業を受けている感覚で読めるため、最高におすすめの1冊です。