行政書士試験を独学で勉強する方は、全範囲を網羅している「基本テキスト」を買う人が多いと思うんですね。

基本テキストは多くの種類が出版されているため、どれを買えば良いか迷うと思います。

私の場合は合格命』の基本テキストを使いました。

この記事で『合格革命』の基本テキストについて詳しくご紹介するので、これから勉強される方に参考にしていただければ嬉しいです。

そもそも基本テキストは必要?

具体的な話に話に入る前に、「そもそも基本テキストって買った方が良いの?」という疑問について考えておきましょう。

ここで言う「基本テキスト」とは、行政書士試験の試験科目すべてを網羅した1000ページ前後のテキストを指します。

行政書士試験の独学法をネットで検索すると、「基本テキストは初学者には難しいので買わないほうが良い」という意見をときどき目にします。

確かにそういう考え方もあると思うんですね。

基本テキストは1冊で試験範囲を網羅しているため、テーマごとの解説はやや簡潔になっています。そうするとどうしても、基本テキストの説明だけでは理解できないところも出てくるんですね。

私の場合も結局、基本テキストに加えて『よくわかる行政法』などのシリーズも揃えました。

しかしそれでも基本テキストはあった方が良いと私は考えます。

なぜなら1冊で試験範囲全体を把握できるから。

行政書士試験は試験科目も多く問われるテーマも多いので、混乱しがちなんですね。

そんな試験の全体像を把握するために基本テキストが役立ちます。

また、他のテキストや問題集を使っている時にわからないことがあったとき、辞書的な使い方ができるのが便利です。

1冊持っていると、最初から最後まで活躍してれますよ。

『合格革命 行政書士 基本テキスト』を使った感想

私は基本テキストとして、定評ある早稲田経営出版の『合格革命 行政書士 基本テキスト』を選びました。

ここから、この基本テキストを使用した感想を写真付きでご紹介します。

全ページカラーで見やすい

全編フルカラーであることは、この基本テキストの大きな特色です。

まずテキストを横から見てみましょう。

合格革命「基本テキスト」側面

色分けされていますね。憲法・行政法・民法など、科目ごとに色が分かれているので必要な所をすぐに見つけられます。

次に中身です。

合格革命「基本テキスト」中身

行政法のページはオレンジ色がメインカラーですね。

オレンジ色をベースに、必要に応じて他の色が使われていることがわかります。

重要語句は赤文字になっています。

ページの脇には側注がいくつか設けられていますが、ここも色分けされています。

基本的な事項は赤、応用的な事項は青になっているんですね。初めて読むときは赤の側注だけ読むなどの工夫ができます。

さらに図表にも色が使われていますが、不必要に多くの色を使っていないのが良いと思います。

わかりやすい説明と充実した側注

合格革命の基本テキストは、全体的に洗練されたわかりやすい解説になっています。

図表や関係図も多用しており、初学者の私でも付いていくことができました。

難しいテーマについては『よくわかる』シリーズで補う必要もありましたが、1冊もののテキストとしてはとても優秀だと思います。

また、各ページに設けられた側注が充実しています。

側注は赤色の基本事項と青色の応用事項に分けられており、

<基本事項の側注>

  • 用語
  • 具体例をイメージ
  • 重要判例
  • よくある質問

<応用事項の側注>

  • 過去問チェック
  • 引っかけ注意
  • 受験テクニック
  • 記述対策
  • 法改正情報

などの内容が載せられています。

これらの側注のおかげで、基本テキストとは言いながら、試験に必要な知識の多くを網羅した辞書的なテキストとしても使うことができるのです。実際この合格革命基本テキストは他社の基本テキストと比べても情報量の多さに定評があります。

過去問や判例の学習には他の教材も必要だと思いますが、「よくある質問」「引っかけ注意」など、役立つ側注が多いと感じました。

過去の出題傾向の詳細な分析

行政書士試験専用のテキストらしく、過去の出題傾向の分析もしっかり載せられています。

各科目で、どの年にどの分野での出題があったのかがわかる表も載っています。

どこを重点的に勉強すれば良いかが書かれており、バランス感覚を持って勉強するのに役立ちました。

ハンディ六法が付いていれば最強だった

伊藤塾の基本テキストには別冊の「ハンディ六法」が付いているんですね。

行政書士試験に必要な条文だけをまとめた六法で、とても使いやすいんです。

合格革命の基本テキストにこの「ハンディ六法」が付いていれば最強なんですが。そこまでわがままは言えないですね>_<

ちなみに私はこの「ハンディ六法」欲しさに、伊藤塾の基本テキストを中古で入手しました。

『基本テキスト』の前に『スタートダッシュ』を読むのもおすすめ

じつは『合格革命』シリーズには『基本テキスト』に進む前段階として『スタートダッシュ』という入門テキストも用意されています。

ページ数は250ページほどで、基本テキストの4分の1程度。中身はこんな感じです。

合格革命「スタートダッシュ」中身

内容は基本テキストの抜粋に近いものですが、初学者のためのコラムがあったり、テーマごとに重要なところをQ&A方式がまとめてあるので読みやすいと思います。

簡潔にまとめられているので、試験近くになってからもちょっとした復習のために開くことも多かったです。

買って損はない1冊だと思いますよ。

まとめ

独学者にとって基本テキストは便利な1冊です。

どこの基本テキストを選んでも最低限必要な情報は載っていると思いますし、逆にどこの基本テキストを選んでもそれ1冊で足りるわけではありません。

でも、せっかく勉強するなら自分が愛着を持てる1冊を選びたいですね。