行政書士試験に初めて挑戦されるかたであれば、まず試験内容を知りたいと思われるでしょう。

この記事では、行政書士試験の試験科目や配点についてまとめてお伝えします。

(変更の可能性もあるため最新情報はセンターのホームページにてご確認ください。)

行政書士試験の試験科目

行政書士試験の試験科目については総務省で以下のように定められています。

1.行政書士の業務に関し必要な法令等(憲法・行政法(行政法の一般的な法理論、行政手続法、行政不服審査法、行政事件訴訟法、国家賠償法及び地方自治法を中心とする。)、民法、商法及び基礎法学の中からそれぞれ出題することとし、法令については、試験を実施する日の属する年度の4月1日現在施行されている法令に関して出題するものとする。)

2.行政書士の業務に関連する一般知識等(政治・経済・社会、情報通信・個人情報保護、文章理解)

引用:行政書士試験の施行に関する定め(総務省)

ちょっと難しい説明ですよね。

上記のとおり試験科目は法令科目と一般知識科目に分かれているのですが、それぞれ整理してみます。

各科目名のあとにカッコ書きで記載してあるのは、300点満点中の配点です。(例年のデータであり、変更される可能性があります。)

法令科目(244点)

憲法(28点)

憲法は国の統治構造の基本法と言われ、すべての法律の根幹をなしています。

行政書士試験では例年、

  • 5肢選択式問題:5問
  • 多肢選択式問題:1問

が出題されています。

行政法(112点)

行政法は、行政組織や手続き、救済措置に関する法律の総称です。

行政書士試験では例年、

  • 5肢選択式問題:19問
  • 多肢選択式問題:2問
  • 記述式問題:1問

が出題されています。

民法(76点)

民法とは、私たちの日常生活を規律する法律です。

行政書士試験では例年、

  • 5肢選択式問題:9問
  • 記述式問題:2問

が出題されています。

商法(20点)

商法とは、商取引に適用される法律で、民法の特別法です。

行政書士試験では例年、

  • 5肢選択式問題:5問

が出題されています。

基礎法学(8点)

基礎法学とは、法律の基本知識や裁判制度などの法知識です。

行政書士試験では例年、

  • 5肢選択式問題:2問

が出題されています。

一般知識科目(56点)

一般知識科目は、政治・経済・社会、情報通信・個人情報保護、文章理解という幅広い範囲から出題されます。

行政書士試験では例年

  • 5肢選択式問題:14問

が出題されています。

配点から考える行政書士試験対策

上記の配点を見ると、行政法が300点満点中112点で、もっとも大きな配点がされていることがわかります。

「行政」書士になるので当然といえば当然ですが、試験対策において行政法は最重要科目になりますね。

民法も76点の配点があるので手を抜けません。もちろん行政書士業務を行なう上でも欠かせない基本的な法律です。

憲法の配点は28点ですが、すべての法律の基礎であり、試験においても合否を分ける重要科目になります。

商法・基礎法学は配点こそ小さいですが、ここで得点できれば合格をぐっと引き寄せることができるでしょう。

一般知識科目は56点の配点です。2割近くを占める配点も去ることながら、合格基準点(足切りライン)が設けられているため、しっかり対策しておく必要があります。

まとめ

行政書士試験の試験科目は、行政法と民法が中心になっています。

一般知識科目があるのも行政書士試験の特徴で、問われている知識の幅広さが感じられます。

試験対策をする上では科目ごとの配点も重要な要素になってきます。